占いの道具について
2016年10月27日
占い師は、様々な道具を占術によって使い分け、占いを行っています。
代表的な道具をまとめてみました。
筮竹(ぜいちく)
筮竹とは、50本の竹で出来た40cm程度の細い棒で、易占で用いられます。
筮竹を本筮法、中筮法、略筮法などによって卦を導き出し、判断します。
サイコロ
サイコロ(ダイス)を使った占いは様々な方法があります。
基本的には、数個のサイコロの目の組み合わせによって判断し、主に易占などに使われます。
方位盤
方位盤には、年・月・日・時の4つの盤があり、主に九星気学などで使用され、9つの星が中央と八方位に配置されています。
年盤は1年毎に、月盤は月毎に星の配置が移動し、それぞれの方角の吉凶を判断します。
算木(さんぎ)
算木とは、3~10cm程度の細長い棒を用いた計算用具です。
それぞれの位に、縦や横に並べ、数を表す事ができ、易占いでは、筮竹(ぜいちく)によって出された陰陽を筆記する際に用いられます。
タロットカード
タロットカードは、象徴が描かれた78枚のカードで構成され、「大アルカナ」の22枚と、「小アルカナ」の56枚に分けられます。
カードをシャッフルし、展開した中から引いたカードの象徴を読み解き、答えを導き出します。
オラクルカード
「オラクル(oracle)」とは、日本語にすると「神託」という言葉になります。
オラクルカードには様々な種類があり、天使や妖精、聖人など、高次の存在がメッセージとともに描かれています。
メッセージが描かれているので、タロットカードよりもカードの持つ意味を受け取りやすくなります。
ペンデュラム
ペンデュラムとは、紐やチェーンに、水晶などの石やコインをつるした振り子のことです。
人間の中に在る潜在パワーを引き出し、物事を判断するダウンジングに用いられます。
ルーンストーン
ルーン文字が刻まれた石で、文字が描かれた24個と無地の1個の計25個あります。
文字のもつ意味を解釈し答えを導き出すルーン占いに用いられます。
水晶
占い師が使っている道具で、特にイメージされやすい水晶玉なのですが、実際の占いで用いられる事は少ないようです。
魔除けや浄化などに使用されているようです。
天文暦
占星術で使用されるホロスコープを作成する際に、その日時にある天体の位置が必要になります。その天体の位置が書かれた暦になります。